筋トレは美容を超える。

2023年2月12日 2023年6月6日

akz@0268

こんばんは

神戸市・西宮市・明石市
「40代からの健康ボディメイク専門」
パーソナルトレーナー赤澤昌明です。

コロナ禍になって、外出自粛でずっと家に籠って過ごす方も増えたと思います。

・5月には新型コロナウイルス感染症が5類になる
・新型コロナワクチンを全世代対象に秋冬に接種する方向性

とのことですが、政府のコロナ対策が今後どうなっていくのでしょうか。

国民各自が自分自身の免疫力を高める姿勢を持つことが重要であると、私は考えます。

■座りっぱなしで姿勢が崩れる

家の中でずっと籠ってテレビなどを見たりしていると、多くの方は知らず知らずのうちに背中を真っすぐに保って座るという事をしなくなると思います。
だいたい猫背になっていたり、座骨結節で座っていない状態であると思います。

姿勢が崩れることによる悪影響は何でしょうか？

・便秘になるリスクが上がる
・太りやすい体になる
・メタボや生活習慣病になるリスクが上がる

それぞれ解説します。

便秘になるリスクが上がる
大腰筋は「大腿骨と背骨をつないでいる筋肉で、直立姿勢を保持するときや太ももを引き上げるときに働く」ものです。
大腰筋が衰えることで脊柱から骨盤にかけての姿勢が悪くなると、内臓を支えている腹筋の緊張が緩み、内臓が下垂します。
このことで胃や腸が圧迫され、腸内環境が悪くなり、腸の動きが妨げられるなどの影響が出て便秘になりやすくなります。

太りやすい体になる
また内臓が下垂にするとお腹がポッコリ出たり、たるみが出じやすくなる
その上、腸内環境の悪化も有り、代謝も悪くなって脂肪がたまり、太りやすい体になります！

メタボや生活習慣病になるリスクが上がる
ずっと太りやすい体で居続けることで、メタボリックシンドロームや生活習慣病になるリスクが上がります。

姿勢一つとってもこんなに恐ろしいことになってしまいます。

肥満から生活習慣病が連鎖していくと言われます。

■姿勢を良くするには

では姿勢を良くするにはどうしたらよいかというと「筋力アップ」が一つのアプローチになります。

人は加齢に連れて広い歩幅でしっかりと歩けなくなります。
拾い歩幅でしっかりと歩くときに使う筋肉と良い姿勢をキープするときに使う筋肉は殆ど同じです。

それは以下の筋肉です。

太腿の筋肉
殿筋(お尻の筋肉）
大腰筋
腹筋
背筋
ふくらはぎの筋肉

これらの筋肉の筋力と、股関節の安定性・柔軟性を並行して鍛えて行けば、ずっと良い姿勢でいられます。

良い姿勢で居ることのメリットとして以下のものが挙げられます。
・「動きやすい体になる」「動きたくなる心と体」になる
・胃腸が圧迫されず腸内環境が良くなることで、便秘への対策となる　その結果　痔の予防にもなる
・太りにくくなる　結果、メタボリックシンドローム・生活習慣病への対策となる
・血行が良くなり、冷え性への対策となる

それぞれ以下に解説します。

「動きやすい体」になる
私のセッションでは「股関節、体幹の柔軟性、安定性を上げる（筋力アップ）、体幹のなめらかな動きを出来るようにするトレーニングの結果、良い姿勢をキープできるようになり、逆に「じっとしているのがツラく感じる」動きやすい体になります。

「胃腸が圧迫されず腸内環境が良くなることで、便秘への対策となる　その結果　痔のリスクも下がる」
大腿四頭筋、大殿筋、脊柱起立筋、腹筋、腸腰筋（大腰筋）などを鍛えて筋力を上げることと股関節・体幹の柔軟性・安定性を上げることで本来の頸椎・胸椎・腰椎のS字カーブを維持できるようになって、腰椎が股関節の真上に位置するようになります。
骨盤の傾きも適切なものとなり、このことで胃腸も圧迫されない状態になることで、腸内環境も良くなります。
その結果、便秘も解消され痔になるリスクも下がります。
痔の殆どの原因は便秘だと言われています。

「太りにくくなる　結果、メタボリックシンドローム・生活習慣病への対策となる」
大腿四頭筋、大殿筋、脊柱起立筋、腹筋、腸腰筋（大腰筋）などの大きい筋肉を鍛えることでトレーニング直後から成長ホルモンが５～６時間分泌され脂肪を分解してくれます。
また運動（筋トレ）の習慣化によって睡眠中にも成長ホルモンはさらに分泌され脂肪を分解してくれるようになります。

これらの筋肉が大きくなることで、基礎代謝（じっとしているときのカロリー消費量）も上がるので、太りにくくなります。
その結果　体脂肪も減りメタボリックシンドローム・生活習慣病への対策となります。
前述のとおり肥満は生活習慣病への第一歩なので、代謝が落ちて太りやすい40代女性にとっては、太りにくい体質になることは非常に重要です。

また長い目で見れば、逆に良い姿勢を維持することもメタボ対策につながります。
筋肉そのものがしっかり働いて、良い姿勢を維持することそのものがエネルギー消費につながるからです。

血行が良くなり、冷え性への対策となる
筋トレによって筋肉が大きく元気になり、血行が良くなり、全身の血液のめぐりが良くなって冷え性への対策となります。

また良い姿勢をキープする際、筋肉がずっと力を出し続けていることも血行を良くしてくれます。
筋肉は体内で最大の熱源でもあるため筋肉が大きくなることは、冷え性への対策になります。
（女性は男性に比べて筋肉量が少ないため冷え性の方が多いです）

ちなみに痔の原因として便秘に次ぎ、冷え性が有ります。
冷え性が原因で、肛門周辺の血流が悪化して痔になるリスクが上がります。

冷え性対策が、痔への予防・対策にもなります。

しっかり食べてトレーニングも継続することで「非常に多くのもの」を得られます。
・体の健康
・心の健康（気持ちに張りが出て、精神的に安定する）
・リバウンドせずに健康的に痩せられる
・運動に習慣化によって不調が改善される
・若返り（筋トレの実践で若返りホルモンDHEAが分泌される）

「たかが筋トレ」と侮ってはなりません。

■良い姿勢のさらなるメリット

記載しました通り、良い姿勢によって腸内環境が良くなります。
腸は体内での60～70%の免疫力を司っています。

姿勢が良くなることで、免疫力も高まります。

コロナ以降も新たなウイルスが発生、まん延する可能性は絶対に有ります。

その時に頼りになるのは、自分自身の免疫力となります。
これは間違いない事実です。