年齢を重ねても運動の習慣化で疲れにくい体になれます。
こんばんは。
神戸市・西宮市・明石市
「40代からの健康ボディメイク専門」
パーソナルトレーナー 赤澤 昌明です。
今、季節の変わり目で疲れをひきずっている方もおられるかもしれません。
私たちがよく使う「疲れ」「疲労」という物の正体はいったい何でしょうか?。
たくさん運動したら体が疲れる。
たくさん勉強したり、仕事をしたらなんか精神的に疲れるし体もしんどい。
具体的な「疲労」というものの正体とは?。
何らかの物質が「疲労」を引き起こしているのでしょうか。
■疲れのメカニズム
近年の脳科学研究により、疲れの発生メカニズムが徐々に解明されてきています。
心身に負荷がかかると、
・副交感神経機能の低下
・酸化ストレスの増加(活性酸素の体内での除去の問題)
・修復エネルギー産生の低下
・サイトカインによる炎症と神経伝達機能の抑制
という反応がおき、これらが疲労を起こしています。
(※サイトカインとは、免疫細胞から分泌される低分子のたんぱく質、細胞間の情報伝達の役割を担っている、ガンや病原体に対して免疫系を活性化させて排除する)
さらに疲労は、「末梢性疲労」と「中枢性疲労」に分類することができます。
・「末梢性疲労」は、体の疲れ
・「中枢性疲労」は、脳の疲れ
であります。
疲れは極力、翌日に持ち越したくないですよね。
その為の対策は
・睡眠
・栄養
となります。
■充分な睡眠、バランスの良い栄養摂取が大切
まずはぐっすりと眠り、栄養も三食バランスよく摂取するということです。
睡眠が十分にとれない方は以下のいずれかの
原因が有ると思われます。
①就寝の直前までスマホやパソコンを見ている
②アルコール、カフェインの摂り過ぎ
③交感神経が優位である(自律神経の乱れ)
④必須アミノ酸「トリプトファン」の不足
⑤喫煙(タバコに含まれるニコチンにはカフェインと同様の覚醒作用が有る)
⑥何らかの疾病により誘発
⑦何らかの不安、悩みが原因
③については、就寝直前に息が上がるような激しい運動すると交感神経が優位となり体も興奮状態になってしまうため睡眠を妨げてしまいます。
就寝直前であればストレッチを深く呼吸をしながら行うと副交感神経が優位となりリラックスして眠りにつきやすくなります。
④については、必須アミノ酸のトリプトファンは脳内の神経伝達物質のセロトニンの材料です。
トリプトファンは必須アミノ酸であり体内で生成できないので食事から摂取する必要が有ります。
食べ物から摂取したトリプトファンは、日中は脳内でセロトニンに変化し、夜になると睡眠を促すメラトニンに変化します。
食べ物であれば、牛乳・バナナ・ヨーグルト等から摂取出来ます。
■疲労回復には睡眠、栄養、運動が必要
加えて定期的な運動習慣が有る人に不眠症で悩む人は少ないと言われています。
さらには適度な日光浴をすることでメラトニン、セロトニンの分泌が正常に行われ眠りにつきやすくなります。
まさに疲労回復するためにも、「睡眠・栄養・運動」が大切であるという事です。
運動をするにしても、私は本ブログで再三記述しておりますが、「筋トレ」をお勧めします。
適度な負荷で重いものを挙上したりすることで心地よい疲れが生まれ、嫌な事も忘れて熟睡できると思います。
筋トレの効果として
・精神的高揚を得られる
・不安が少なくなる(鈍感力の強化)
というものが有ります。
上記の⑦の「何か悩みや不安が有って」寝付けないという方にもお勧めです。
そして何より、筋トレを継続すると体力(持久力)が付いて疲れにくい体になれます。
■プロのパーソナルトレーナーにお任せください
とはいえ、お仕事や家事でお忙しいなか筋トレのやり方や予備知識について調べるお時間も無いと思います。
そこは、プロのパーソナルトレーナーと一緒にパーソナルトレーニングをなさる事をお勧めします。
私とトレーニングをなさる事を選択してくださったお客様におかれましては、目標達成に向けて全力でお手伝いをさせていただきます。
筋トレを習慣化して(運動の習慣化)、疲れを持ち越さない健康な毎日を送れるようになりましょう。
「運動経験が全く無い女性でも」トレーニングの強度は徐々に上げて行きますので、ご心配は無用です。
お客様の健康状態・体力に応じて、スロートレーニング・筋トレを実施することと並行してストレッチも行いますのでお体を痛める心配も有りません。
私とボディメイクを習慣化して
ムリなく、美しく健康になりましょう。