コロナ収束を期待しつつ「運動の習慣化」で免疫力をアップして行きましょう。

こんばんは。

神戸市・西宮市・明石市
「40代からの健康ボディメイク専門」
パーソナルトレーナー 赤澤 昌明です。

今の日本は緊急事態宣言が解除されても東京では連日、陽性者が判明し続けています。

未だ持って不安な気持ちを強く持って暮しておられる方も多いとお察したします。

前回の記事で、「何の治療薬もなかった数ヶ月前に比べると治療薬が有るだけ安心かと思われますが、結局のところ緊急事態宣言が発令されていた時と同じ対応を取って行くのが最善ではないか」という私の考えを記載しました。

そんな考えで暮らすにしても、自分自身の免疫力の維持・アップは何よりも大切であると私は考えます。

■健康の肝は 睡眠・栄養・運動

人間が健康になる、健康を維持するには下記が必要です。

・睡眠(休息)
・栄養
・運動

健康でなければ、免疫力を維持・アップできません。

免疫力をアップさせるには以前の記事でも記載しましたが

・たくさん笑う
・少し息が上がる程度の運動を行う
・たくさん日光を浴びて、体内でのビタミンDの生産を促す

事が必要です。

■運動を始める際の注意点

暖かくなり、運動を再開もしくは始めようという方も多いかと思いますので、運動の際の注意点を記載しますのでご参考になさってください。

①早朝マラソンは避ける

②運動の強度は徐々に上げる

③マスクを着用して強度の高い運動をしない

④肥満の方は腰や膝を痛めないように細心の注意を払う

⑤運動の前の柔軟・ストレッチを欠かさない

⑥水分をこまめに取る(1日の摂取量前安は2リットル ※糖尿病などの持病がお持ちの方はこの限りではありません)

⑦体調が少しでも悪い時は無理をしない

以下に説明します。

■自分を過信しない

①早朝マラソンは禁忌
市民ランナーでレースに参加していて何年も朝方にマラソンをしているという方を除いて、この習慣が無い方は朝起きてすぐのマラソンは禁忌です。

仕事や家事をバリバリなさっていて、ご自身に自信をお持ちの方は「出来る」と根性で乗り切ろうとします。

しかし心疾患(心臓の病気)で急死するリスクが高いので絶対に止めてください。

走るのなら晩にペットボトルを持って水分をまめに補充しながら少しずつ走るやり方を取ってください。

お仕事や家事が落ち着いた夕食後に少しづつ走っていくのが良いかと思います。

アキレス健、ふくらはぎ、腰などのストレッチを十分行ってから走ってください。

■強度は徐々に上げる・マスク着用下の
運動は心疾患発生のリスクが高い

②運動の強度は徐々に上げる
若い頃に運動をなさっていた方は特に、その頃の感覚で急にやろうとしますが、心疾患・肉離れなどを起こしますので運動の強度は徐々に上げましょう。

③マスクを着用して強度の高い運動をしない
普段 運動をなさってない方が運動をなさると通常生活より心臓に負荷がかかります。
そこへマスクを着用して酸素を思い切り吸えない状態を作るとさらに心臓に負荷がかかってしまい、最悪の場合は心疾患での急死のリスクが高まります。

マスク着用は、通常の生活時のみにしましょう。

■腰、膝を痛めない・運動前のストレッチは入念に行う

④肥満の方は腰や膝を痛めないように細心の注意を払う
肥満の方は失礼ながら、体も硬かったり体重による負担等で、すでに腰・膝を痛めておられるケースが多いかと思います。

適切に整形外科等で治療・対応を行いながら、柔軟・ストレッチを行い腰・膝への負担を考慮に入れて、運動の習慣化を始めてください。

⑤運動の前の柔軟・ストレッチを欠かさない
いかなる運動も、開始する前にはアキレス健、ふくらはぎ、腰回り、肩・首周り、手首などの柔軟・ストレッチを行ってから運動を開始してください。

余談ですがスポーツジムでフリーウエイト等のウエイトトレーニングを一生懸命になさっている方でトレーニング前の柔軟・ストレッチを入念に行っている人をあまり見かけた事はありません。
だいたいの方は、ケガをしてから焦って柔軟・ストレッチをやっていらっしゃいます。

ケガをしてしまうと、治るまでの間 好きなスポーツやトレーニングが出来なくなるのと併せて、日常生活にも支障をきたします。

運動前の柔軟・ストレッチを習慣化して防ぐ事の出来るケガは防ぎましょう。

■水分補給はまめに・無理は禁物

⑥水分をこまめに取る(1日の摂取量前安は2リットル ※糖尿病などの持病がお持ちの方はこの限りではありません)

これから夏がやって来ますので、脱水症状対策として水分をこまめに摂取してください。

ひどく喉が渇いた状態の時には既に体内の水分は不足していると認識してください。
また十分な水分を摂取していない時には肉離れを起こしやすいのでご注意下さい(特に冬)。

⑦体調が少しでも悪い時は無理をしない
これは文字の通り、ご自身の体力を過信なさらずに体調が少しでも悪い時は運動を休みましょう。

その日1回の運動をガマンして休むことで体調が戻って、明日からまたしばらくの間好きな運動を継続出来ます。
これを「今日 必ずやると決めたのだから」と無理してやってしまう事で、更に体調を崩して、次回運動を出来るようになるまで数日、数週間かかってしまうよりはマシではありませんか?

また無理して運動をすることで致命的な怪我等を引き起こす事になるかもしれません。

以上の事を注意いただいて、運動を再開、もしくは始めていただければと思います。

■コロナ収束まで出来る事を

積み重ねましょう

コロナ収束について先は見えません。

これは私たちにもコントロールする事はできません。

私たち一人一人は、通常の生活を送れている方であれば日々の健康管理と新型コロナウイルスへの構えそのものの実施は、ある程度は自分でコントロールする事が可能であると思います。

出来る事を積み重ねてコロナ収束に期待しましょう!