マスク着用下での激しい運動は絶対にダメです。

こんばんは。

神戸市・西宮市・明石市
「40代からの健康ボディメイク専門」
パーソナルトレーナー 赤澤 昌明です。

3月に入り、私が通っているスポーツクラブでも「マスク着用は任意」となりました。

しかしながら「会話をするときはマスク着用」というルールです。

厚生労働省のホームページでは新しい生活様式として以下のような記載が有ります。
これは2020年に記載されたものです。

<抜粋 ここから>
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、「新しい生活様式」として、一人ひとりが感染防止の3つの基本である

1.身体的距離の確保、2.マスクの着用、3.手洗いや、「3密(密集、密接、密閉)」を避ける等の対策を取り入れた生活様式を実践することが求められています。

これから、夏を迎えるにあたり、皆様には、例年よりもいっそう熱中症にもご注意いただきたく、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための「新しい生活様式」における熱中症予防のポイントをまとめました。

(1) マスクの着用について
マスクは飛沫の拡散予防に有効で、「新しい生活様式」でも一人ひとりの方の基本的な感染対策として着用をお願いしています。
ただし、マスクを着用していない場合と比べると、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、
身体に負担がかかることがあります。したがって、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが
高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。
マスクを着用する場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけましょう。

また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩することも必要です。
外出時は暑い日や時間帯を避け、涼しい服装を心がけましょう。
<抜粋ここまで>

■マスク着用下の運動は非常に危険

2020年には中国ではマスクを着用して体育の授業を受けていた生徒が数人続けてお亡くなりになっています。
原因は明らかにマスクを着用して運動をする事によって心臓への負担が増えた事です。

今後の様々なウイルスへの対策としてご自身の体力、免疫力を上げようとして運動をなさっている方も多いかと思いますが、運動の際には極力「マスクを外した方が良い」です。

運動する事により体は運動していない時に比べて間違い無く多くの酸素を必要とします。

マスクをすることで呼吸をしづらくなるうえに心臓に過剰に負担がかかり非常に危険です。

■マスク着用下の運動は心疾患のリスクが常にある

この点を説明しないスポーツクラブ、ジムの関係者が多すぎます。

説明しているにしても「運動をするときには医療用マスクでなくて家庭用マスクを」や、「マスクをしてると熱中症になりやすい」等。
論点がずれています。

マスクをして運動するという事は常に呼吸不全、心疾患(心臓の病気)のリスクが付きまといます。

本当はマスクをして運動をしてよいのは普段から身体を鍛え込んでいる人だけです。
マスクをして心肺機能を高めようとするトレーニング方法は実際に有ります。

野外で運動をするときはマスクの着用は不要であると私は考えます。

通気が良いマスクを作ればとお考えの方も居るかもしれませんが、通気が良いと言う事はウイルスも吸い込んでしまいます。


■ジムでも呼吸が苦しくなったらマスクを外して調整すべき

スポーツクラブ、ジムで運動をする時もコロナ以前から習慣としてトレ-ニングをしていた方も、最近運動を始めた中高年の方も、運動中に呼吸が辛くなったらマスクを外すなど調整すべきです。

スポーツクラブ、ジム関係者もそこまで厳しく指摘すべきではないと考えます。


いや指摘すると言うのなら もうスポーツクラブ、ジムは再度 閉館すべきです。

スポーツクラブ、ジム関係者はそこまでの認識を持って館内でトレーニングをなさっている会員さんの健康に注意して行かねばならないと、私は考えます。


■マスク着用下で運動するお客様の健康管理の大切さ

そして、「運動習慣のない方々」は、絶対にマスクを着用して激しい運動をしてはなりません。

運動の習慣も無いのにマスクをしていきなり激しい運動をすれば心疾患等を生き起こすリスクが高まります。

「大丈夫」と思っておられる方も居ると思いますが、「大丈夫ではありません」。

マスクを着用して野外でマラソンをしている中高年の方をたまにお見かけしますが、自殺行為です。
即刻おやめになってください。

私は、アフターコロナになっても

呼吸不全・心疾患について細心の

注意を払いパーソナルトレーニングのセッションに臨みます。